家賃が払えない…と震える前に。
知っておきたい「住宅扶助」の基礎知識

毎月25日が近づくと、胃がキリキリと痛む。通帳の残高を見て、溜息をつきながら食費を削る。そんな生活を続けていませんか?

私は不動産の現場で、「家賃を払うために、食べるものを我慢している」という方にたくさん会ってきました。でも、そこまで無理をする必要はありません。日本には、あなたの「住まい」を守るための強力なセーフティネットが存在します。

1. 住宅扶助は、再出発のための「家賃代」

生活保護の中でも、家賃を支払うために支給されるのが「住宅扶助」です。これは単なる借金ではなく、あなたが自立を目指して生活を立て直す期間、国が「住まいの費用」を負担してくれる制度です。

【宅建士のワンポイント解説】
住宅扶助には地域ごとに「上限額」があります。例えば東京都の一人暮らしなら53,700円※といった形です。この「上限額」を意識して部屋を探すのが、審査を通しやすくするプロのコツです。(※一部市町村、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、桧原村、奥多摩町、島しょ(町村部)は除く)。

2. 大家さんも安心する「代理納付」

「生活保護だと大家さんに嫌がられるのでは?」と不安になるかもしれません。そこで役立つのが「代理納付」です。役所から大家さんへ家賃が直接振り込まれるため、滞納のリスクがなくなり、むしろ大家さんから歓迎されるケースも増えています。

3. ひとりで抱え込まず、プロと制度を頼って

「まだなんとかなる」と無理を重ねて、ホームレス状態になってから相談に来る方がいますが、そうなると部屋探しはさらに難しくなります。「少し苦しいな」と感じたときこそ、相談のタイミングです。

あなたは今、制度を頼るべきタイミング?

現状を客観的にチェックして、次に何をすべきか見極めましょう。

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