自立を支える「夜の過ごし方」。
不安な夜を明日のエネルギーに変えるコツ

昼間はなんとか元気に過ごせていても、夜、布団に入った瞬間に不安が襲ってくる。そんな経験はありませんか?
「この先、本当に大丈夫だろうか」「あの時あぁしていれば……」と、終わりのない反省会が始まってしまう。40代を過ぎてからの再出発は、体力以上にこの「夜の孤独」が一番の強敵かもしれません。

今回は、不動産の現場で多くの方の再出発を支え、自身も多重債務などの波を乗り越えてきた私が実践している、「心を削らない夜のルール」をお話しします。

1. 夜は「考え事」の閉店時間と決める

まず知っておいてほしいのは、「夜に出る答えは、だいたい間違っている」ということです。暗い時間帯は、脳が疲れ切っていて、どうしても物事をネガティブに捉えるようにできています。

不安が始まったら、「あ、今は閉店時間だ」と自分に言い聞かせてください。難しい問題の答えは、太陽が出て、コーヒーを飲んでから出すのが鉄則です。

【菊地の夜ルーティン】
スマホを置いて、好きな漫画を一冊読む。あるいは、お風呂上がりに温かい飲み物を一口飲むだけ。そんな「小さな儀式」が、脳に閉店を知らせるスイッチになります。

2. 「できなかったこと」より「やったこと」を数える

「仕事が決まらなかった」「返済が減っていない」……。ないものばかりに目を向けると、心はどんどん枯れていきます。自立の過程で大切なのは、小さな成功体験の積み重ねです。

「今日は役所に電話できた」「自炊した」「部屋の隅を掃除した」。どんなに些細なことでも構いません。寝る前の数分、今日「できたこと」を3つだけ思い出して、自分を褒めてあげてください。

3. 安心して眠れる場所が、心の薬になる

結局のところ、メンタルケアの究極の形は「熟睡」です。そして熟睡するためには、やはり「安全な住まい(箱)」が欠かせません。
「ここなら鍵をかけて安心して眠れる」という実感こそが、どんなカウンセリングよりもあなたを強くしてくれます。

今のあなたの「心と環境」のバランスは?

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